HOME KAZUE MIZUSHIMA STRINGRAPHY STUDIO EVE

セロ弾きのゴーシュ(2005年11月)



日時:2005年11月12日 13:00・16:30

会場:東京都児童会館ホール

出演者:水嶋一江・篠原元子・KIKU・鈴木モモ・向山峰子

大江謙次郎・平 常・五十嵐 司

演出:高橋宏子(プランニング・ヴィ)


11月12日(土)に渋谷区の東京都児童会館ホールで、東京都人権啓発センターと株式会社プランニング・ヴィ共催によるストリングラフィ・コンサートを行なった。
(1回目13:00(観客数約250名)2回目16:30(〃400名)の2回公演)

前半はストリングラフィのスタンダードナンバーによるコンサートを行い、後半で新作「セロ弾きのゴーシュ」を発表した。この作品では全く新しい試みとして、役者3人とストリングラフィのコラボレーションを行なった。






宮沢賢治の名作「セロ弾きのゴーシュ」をベースにしたパフォーマンスは、ゴーシュ役に大江謙次郎、五十嵐司がナレーションを担当した。
また若手人形遣いとして活躍している
平 常(たいらじょう)が、今回初めて俳優としての表現に挑戦、オーケストラの団長、三毛猫、かっこう、子狸、野ねずみの5役を演じ分けた。

水嶋一江が劇中に登場する4曲、「印度の虎狩り」「かっこうの音階」「愉快な馬車屋」「何とかラプソディ」を書き下ろした。宮沢賢治のイマジネーションの中にのみ存在する架空のチェロ曲を、ストリングラフィの音色とムーブメントの面白さを生かして作曲した。ストーリーのキーワードとして登場する「第六交響曲」の部分では、ベートーヴェンの「第六交響曲-田園」からの抜粋をストリングラフィ用にアレンジして演奏した。

クラシックの名曲と自然界のサウンドの両方を表現することのできるストリングラフィの特徴を生かした作品となった。照明の効果も美しく、イマジネーションの広がる舞台であった。



(稽古風景)

<プログラム>
美しく青きドナウ、大きな古時計、グリーンスリーヴス、トトロのさんぽ、忍たま乱太郎、アイネクライネナハトムジーク、上を向いて歩こう、世界に一つだけの花

セロ弾きのゴーシュ

パレード



HOME KAZUE MIZUSHIMA STRINGRAPHY STUDIO EVE