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岩崎　宗太さんの糸電話



神奈川県厚木市の中学生、岩崎宗太さんが、
自作の糸電話を学校の文化祭で大公開！



ストリングラフィの面白さにとりつかれた岩崎宗太さんは夏休みから新学期にかけて工夫を重ね、ついに自作のストリングラフィを作り上げました。”大きな古時計”の演奏にも挑戦し、新技法・宗太流 − 木の葉ヒラヒラ奏法を開発!!
ストリングラフィ発案者の水嶋一江も若いパワーとひらめきに大感激です。



岩崎宗太さんから水嶋一江へのメール



八重樫様　水嶋様、スタジオイヴの皆様へ

こんにちは！　八王子でお会いした岩崎宗太です。
メールのお返事、どうもありがとうございました。m(_ _)m

ご報告が遅くなりましたが、文化祭での発表が、無事に終わりました。
おかげさまで、発表も演奏も大成功で、いろんな人からたくさん誉めていただきました。

あれから、ぼくのストリングラフィをバージョンアップさせました。
ドイトでひとつ８０円の調節金具？を買ってきてつけてみたら、
音の調律がうまくできるようになり、糸をこすってドレミが出せるようになりました。(^_^)v

少しでも糸が長い方がいいと思い、パイプハンガーを横にして、糸の長さもきっちり測り直して張り替えました。（写真を添付しました）

糸をこすって弾いた方が、はじいた時より音が合わせやすいことがわかりました。
こする指の強さを微調節すれば、こすっているうちに音階がうまく合うんですね。

発表会では、♪大きな古時計♪を弾きました。もちろん、こすって！(^_-)
とても楽しく弾けました。

発表の最後に、水嶋さん達の本物の演奏風景をビデオで上映させていただきました。

学校のみんなは驚いていました。父兄の方々も感動していました。
ありがとうございました。

明日、そのビデオテープを郵送しますので、ぜひ見てください。

　 では、またお会いできる日を楽しみにしています。(^^)/~~~

　




宗太さん自作



水嶋一江から岩崎宗太さんへのメール



岩崎宗太君

ビデオ、メール、写真送っていただいてどうもありがとうございます。
ビデオ拝見しました。宗太君の発表と演奏にたいへん感心し、また感動しました。様々な資料を元にしながら、宗太君自身の考えや工夫にまで発展されていて、オリジナリティのあるとても立派な研究になりましたね。ハンガーを横にして糸の長さを最大にした点、張力の調節金具を付けた点が、楽器としての完成度を高めていますね。原理の説明もわかりやすく重要なポイントを押さえていて、初めてストリングラフィを見た人にもわかりやすい発表だったと思います。

楽器の仕組みの説明に留まらず、”大きな古時計”を演奏した事で、宗太君の研究発表が、サイエンスからアートになりましたね。優しい音色から"ストリングラフィ”への宗太君の思いが伝わってきました。全校生徒、先生、父兄の前であれだけ落ち着いて演奏できるようになるまでには、相当練習なさったのではないでしょうか？

先生に習ったのではなく、宗太君一人の力であのような高いレベルの楽器制作＆演奏を成し遂げたと言う事に本当に感動しました。宗太君が中学１年生にしてすでに、情報を収集し理解する能力、自分で問題を解決する思考力、誰もやったことのないものを創り出すオリジナリティ、より良いものを造ろうとする根気、これだと思った事に打ち込む情熱を兼ね備えた素敵な人だということが伝わってきます。

私もストリングラフィを創り、演奏する上で、”先生”はいませんでした。他の楽器に関する知識からの応用、自分の感覚、そして仲間や観客の意見や感想をヒントに試行錯誤の連続でした。でも今回、宗太君のビデオを見て、たいへん教えられ、最大級の励ましをいただいた思いです。

最後に一つお願いがあるのですが、宗太君の研究をスタジオ・イヴ（ストリングラフィ アンサンブル）のホームページに掲載させていただいてもよろしいでしょうか？
これまでスタジオのメンバー以外にここまで立派な研究を行った人はいませんでした。紹介させていただければ嬉しいです。

ではお母様、学校の皆さんに宜しくお伝えください。将来、宗太君の学校で演奏できる事があれば嬉しいです。

　




宗太さん研究発表




岩崎宗太さんから水嶋一江へのメール



ビデオ見てくださって、ありがとうございました。
それから、とっても立派な感想を書いてもらえて、嬉しかったです。
いっぱい誉めていただいて、照れまくりです。

水嶋さんがストリングラフィを発明してくれなかったら、この夏のぼくの自主研究はなかったわけで、こんなに一生懸命になれることに出会えて、ほんとに良かったです。
水嶋さんには先生はいなかったんですねー。僕の先生は水嶋さんですね。
サイエンスがアートになったというのは最高です！嬉しいです！

僕は、なんとか糸をこすって曲を弾きたいと思いましたが、水嶋さん達のように指ではさんで弾くと、どうしても音が安定しなくて、いろいろな弾き方を試していたら、あんな風に糸の上から手の平で押さえてこするのが一番良かったんです。
「宗太流・木の葉ヒラヒラ奏法」・・・オリジナリティの大切さを水嶋さんに教えていただいたので、そう名付けて、これを僕のオリジナル奏法にします！(^_^)v

ぼくの自主研究発表をＨＰに掲載してくれるんですか？(@_@)
もちろんＯＫです。ほんとに光栄です。楽しみにしています！

Ｈ．１４．１１．１６　岩崎　宗太　より　(^^)/~~~




　　

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