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コマエでハッと!フッと!ホッと!アート!!!(2005年02月)

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2005年2月5日に狛江市エコルマホールを舞台に「コマエでハッと!フッと!ホッと!アート!!!:水嶋一江+ストリングラフィ・アンサンブル&ワークショップ&展覧会」が行なわれた。

開催に当たってはストリングラフィ実行委員会が結成された。これは昨年12月に他界した、狛江市役所社会教育主事の大和勝好氏が、ストリングラフィのコンサートを狛江の人々に見せたい!聴かせたい!と企画予定であったその意思を継ぎ、結成されたものだ。
また「子どもは地域にいる、だから大人は、あらゆる本物の文化を、無限の可能性を持つ子どもたちに与えること」という考えを反映して、

・狛江の町を練り歩き隊!「ちんどんあーと!」 遊ぶぞぉ〜ロボコップ??紙コップ!!!(身体表現作家:新井英夫)
・ワークショップ(身体表現作家:新井英夫+ストリングラフィ・アンサンブル)
・展覧会:ビデオインスタレーション「朝食前の嘘」 “a lie before breakfast” (浅井真理子)

も同時開催された。


2005年02月05日(土)19:00

於:狛江市民ホール:エコルマ・ホール

出演
水嶋一江、篠原元子、KIKU、鈴木美奈子、向山峰子

プログラム
美しく青きドナウ、大きな古時計、忍たまらん太郎、戦場のメリークリスマス、もののけ姫、アイネクライネナハトムジーク、佐渡おけさ、森の記憶、トカトカ、Fading Autumn、パレード、ジュトゥヴ


会場には子どもから大人まで約400人の観客が集まった。幅広い客層を意識して、前半はクラシックからアニメソングまで、親しみやすい曲を中心に、後半はオリジナル曲をメインにプログラムを構成した。

南平妙子さんを中心とするボランティアスタッフで構成された実行委員会の皆さんは、約1年をかけて狛江市民に楽しんで貰える、そしていろいろな人たちにホールへ足を運んで貰えるアートのあり方について工夫を積み重ねて来た。その結果、狛江駅周辺を巻き込んだ“チンドンアート”で通りがかりの人々の興味をひき、無料ワークショップ&ビデオ展示で親子にアートの楽しさを体験して貰い、最終的にコンサートにもっていくという、地元密着型のプログラムが出来上がった。
当日は天候にも恵まれ、新井英夫さんの楽しい“チンドンアート”も最大限の魅力を発揮した。その結果予想以上に当日券による入場者が多く、大和勝好氏の「狛江にアートを」という御遺志はみごとに受け継がれた。

今後、いろいろな地域で市民の自発的なプロジェクトが活発に行なわれるようになれば私たち、ストリングラフィ・アンサンブルも一緒に協力して文化活動を続けて行きたいと思った。

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