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| 玉山村教育委員会主催 小学校芸術鑑賞（2004年06月） |
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2004年6月30日（水）13:30開演 出演
プログラム
参加小学校
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岩手県岩手郡玉山村にある9つの小学校、4年生〜6年生（城内小3年生を含む）の生徒約530人を対象にストリングラフィ・アンサンブルコンサートを行った。 会場となった姫神ホールは、定員600名、ステージに奥行きがあり多目的に使われるホールだが、特に音響設備に優れコンサートに適しているとの事。これまでは、芸術鑑賞会として演劇の公演などが行われていたようだ。 開場30分位前に各学校からバスが到着した。エントランスに待機している小学生の体格の良いこととそのエネルギッシュな声にやや圧倒され、世界にたった一つしかないストリングラフィの演奏に生徒たちがどのように反応してくれるのか、期待と不安が高まった。 全員が席に着き、照明が落ち、メンバーの奏でる“鳥の声”が始まると、会場内は、開演前の騒しさが嘘のように静まりかえった。最初の曲ビヴァルディの「春」が終わると、大きな拍手が湧き起こった。水嶋の挨拶、楽器説明のデモンストレーションなどにも集中している様子で、初めて出会うストリングラフィに興味津々という感じが伝わってきた。予め決めてもらっていた各学校代表9名の参加による「トトロの散歩」の演奏に続き、仕組みを説明するための曲「きらきら星」が終わって15分の休憩と取った。 第２部では「もののけ姫」「世界に一つだけの花」など良く知っている曲が続き、特に「世界に一つだけの花」は、大きな歌声の大合奏となった。東北の子どもたちは、人見知りで大人しいのではないかという思い込みがあったのだが、都会の子どもに比べ、自然の中での遊びが多いのか、体格も良く素直な感じを受けた。「コンサート、どうだった？」と尋ねると「とても面白かった」「びっくりした」「ありがとうございました」などとかなり大人っぽい感じで答える生徒も沢山いた。 コンサート終了後は、エントランスに縦に張った60本の糸に順番に触れて音を出し体験してもらったが、皆夢中で音を出す姿が印象的だった。 |
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