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ストリングラフィ・サイエンスショー(2005年03月)

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2005年の3月後半は春休みということもあってか、科学館や科学フェスティバルでの催しに参加する機会が重なった。コンサートや体験型ワークショップを主体としながらも音の仕組みなどを説明する“サイエンスショー”としてのストリングラフィの可能性を探るチャンスとなった。

実験をテーマとした“サイエンスショー”が多い中、ストリングラフィでは科学の原理(音とは何か、音階はどうしてできるのか)と芸術表現としてのコンサートが表裏一体のものとして提示できる点がユニークだ。


とよた科学創造フェスタ2005

2005年03月20日(日)

於:豊田市 産業文化会館

出演
水嶋一江、篠原元子、向山峰子
制作
八重樫みどり

プログラム
春、大きな古時計、げんこつ山のたぬきさん、ぞうさん、アイアイ、もののけ姫、トトロのさんぽ、忍たまらん太郎、アイネクライネナハトムジーク、パレード、世界に一つだけの花
体験コーナー(10分間)




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3月20日、愛知県豊田市の産業文化会館で行なわれた“とよた科学創造フェスタ2005”に参加した。各フロアで“ロボットの障害物競走”や“米村でんじろう先生のサイエンスショー”などが行なわれ、大変な人出だ。
“ストリングラフィ コンサート”は11:30からと13:30からの2ステージ。それぞれ50分の中にコンサートを体験を盛り込んだ。

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会場は約200人の親子で満員。低年齢の子どもたち(小学校低学年)が多いということで今回は演奏者がそれぞれキャラクターに扮することにした。篠原元子はてんとうむしの衣装で“てんとう虫のモッチー”、向山はねこの衣装で“ネコチャン”、水嶋は黒ぶちめがねで“先生”になった。“モッチー”が身振りをつけて自己紹介すると子どもたちは大喜び。科学フェスタの趣旨に合わせて、音や音階の仕組みを“先生”がサイエンティフィックに説明。最後に10分ほど体験コーナーを設け、子どもたちのほとんどが参加コーナーのストリングラフィで音を出して遊んだ。


音であそうぼう、ドレミファらんど

2005年03月26-27日

於:あすたむらんど徳島 こども科学館

出演
水嶋一江、kiku、鈴木美奈子
制作
八重樫みどり

プログラム
ワークショップ(ストリングラフィ制作)(30分)
春、大きな古時計、げんこつ山のたぬきさん、ぞうさん、アイアイ、もののけ姫、トトロのさんぽ、忍たまらん太郎、アイネクライネナハトムジーク、パレード、世界に一つだけの花




3月26日、27日の2日間、徳島市の“あすたむらんど徳島”内の“こども科学館”で行なわれた“音であそうぼう、ドレミファらんど”に参加した。
あすたむらんどhttp://www.asutamuland.jp/ は徳島市から車で約40分、山の自然に囲まれた環境に作られた公園+科学館だ。
“音であそぼう!ドレミファらんど”は体験型音具の展示を中心とした企画で、展示室には5mのサイズでドレミファソラシド、1オクターヴを演奏することが出来るミニストリングラフィをセットした。期間中は誰でも触って音を出すことができるので、子どもから大人まで次々に手袋をはめて演奏に挑戦していた。

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関連イベントとして3月最後の土日にストリングラフィ・コンサート&ワークショップを開くことになった。
多目的ホールに楽器を設置し、30分のワークショップ(楽器製作、演奏)と60分のコンサートを一日1回、2日間に渡って行なった。出入り自由なカジュアルな雰囲気が人気で、1回のコンサートにつき250から300名の観客が訪れた。多くのイベントが並行して行なわれるフェスティバルの一環でコンサートをする場合には、ショートプログラム(15分〜30分)を何度も(4回〜8回)行なうという方法もある。



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