韓国ツアー 2007年9月4日〜9月11日
参加フェスティバル:Heyri PAN Festival 2006 会場:UV House
コンサート:9月8日17:00〜18:00、9日15:00〜16:00、ワークショップ:10日15:00〜16:00
メンバー:水嶋一江、篠原元子、KIKU、鈴木モモ、向山峰子、八重樫みどり
9月4日
2006年9月4日から11日までの8日間に渡り、ストリングラフィ・コンサート&ワークショップ韓国ツアーを行なった。今回のツアーは“Heyri PAN Festival 2006 (ヘイリ・パン・フェスティバル 2006)”の招待によって実現した。ストリングラフィにとってはアンサンブル形式になってから初めての韓国公演である。
フェスティバルの開かれた” Heyri Art Valley (ヘイリ芸術村)”という場所は、その成り立ち自体がたいへんユニークだ。もともと北朝鮮との国境に隣接しているという理由で開発を禁じられていた空白地帯に構想された芸術の村で、約15ヘクタールの土地の中に約350の建物が建てられる予定で、現在は40パーセント程が完成している。9月4日、ツアー初日は現地到着後、オフィスに立ち寄った後、レジデンスと呼ばれる宿泊場所へ向かった。“motif#1”という名前の付いたモダンな建物だ。
9月5日
朝から会場のUV Houseで仕込み。UV Houseは定員70人程度の小劇場だ。地下室・1Fが劇場スペース、2F・3Fが家主さんの居住スペースというヘイリならではの面白い建物だ。劇場内は少々手狭だが、舞台監督を兼ねた存在の家主さん(韓国では著名な脚本家だそうだ。)が協力的で、床・壁どこへでも自由にビス打ちをすることが許可されたので、何とか楽器を張ることができた。小屋内部全体が黒くペイントされているため、ストリングラフィの白さが際立ち、インスタレーションとしても迫力のあるセッティングに仕上がった。
9月6日
オフ日
9月7日
劇場でテクニカルリハーサル、のはずだったのだが、担当の照明エンジニアのトラブルで、プロデューサーの八重樫が急遽照明を担当することになった。