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2005年 イギリスツアー Contents
NorwichCardiffLondon/Gateshead/在英日本大使館

演奏者:水嶋一江、篠原元子、KIKU、鈴木モモ、向山峰子
アーティスティック・ディレクター:八重樫みどり(スタジオ・イヴ プロデューサー)
Gateshead [Newcastle] (2005/12/01)

会場:Sage Gateshead Northern Rock Hall


メルボルン公演レセプション



ワークショップ第1回目

11:00〜11:45 ニューカッスルの小学生(8-9歳)、各30人が参加した。

楽器についての説明中にも意見が頻出するなど「ストリングラフィ」に対して高い関心をいだいてくれたようだ。糸を弾いて出す音のデモンストレーションの後、何の音に聞こえるか質問したところ、「馬の走る音」という答えが多かった。日本では「雨だれ」と答える人が多いのだが、このようなところにも、生活習慣、文化の特徴が表れていて興味深かった。ワークショップの様子を伝える取材が地元紙によって行なわれた。


ワークショップ第2回目

14:00〜14:45 ニューカッスルの小学生(10歳)、各30人が参加した。

英国ツアー中、4回の小学生向けワークショップが行なわれたが、今回は対象者が女子のみという特徴があった。ワークショップのコーディネーターから、日本の伝統的な音楽を聞かせてやりたい、というリクエストがあったので、"トトロのさんぽ"に替えて"佐渡おけさ"を演奏した。他の回のワークショップに比べ、ややシャイな印象があった。"クリスマスソングメドレー"を楽しそうに歌ってくれたので、クリスマスに何をするかを尋ねたところ、何人もの子どもがとても嬉しそうに説明してくれた。


メルボルン公演レセプション
コンサート

20:00〜21:30 一般向けコンサートを実施。観客数100人。

数年前に作られたこのホールは音楽専用のホールなので、ストリングラフィには最適な会場であったが避難路の確保などで制約も多くどのようにセットするか苦慮した。客席の前の方には、床にマットを敷き座ってもらい、あとは椅子を設置した。ニューカッスルエリアは音楽愛好家が多いということで、100枚のチケットは早々に売り切れた。
ゲネプロを行なう際に、現地のプログラミングマネージャーなどより、クラシックの名曲よりも日本らしい曲や水嶋一江のオリジナル曲を多く演奏して欲しいとの提案を受け、急遽プログラムを変更した。"美しく青きドナウ"、"チムチムチェリー"に替え、水嶋一江のオリジナル曲"愉快な馬車屋"、"印度の虎狩り"を演奏した。第1曲目を"美しく青きドナウ"から"佐渡おけさ"に変更したことでコンサート全体の印象もより日本的なものになった。
28日に放送されたBBCラジオでコンサートを知った人などが約50人、当日チケットを求めて訪れたが、すでにソルドアウトしていたため聴いていただけなかったのは残念だった。こちらのスケジュールの都合でここは1回のみのコンサートとなったが、あと1日か2日行なうことができたら、照明・音響に関してもより満足のいくものができたように思う。

メルボルン公演レセプション


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